【幻想書庫】創作小説・二次SS・書籍オススメまとめ

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【完】【無欲の聖女】がめつい守銭奴の少年と美しい悪役令嬢の娘が出会うとき物語が始まる。

無欲の聖女 1 (ヒーロー文庫)

 無欲の聖女(旧題:無欲の聖女は金にときめく)

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作者:中村 颯希
お金が何より大好きな守銭奴少年・レオは、ひょんなことから、訳ありの美少女・レーナと体が入れ替わってしまう。
なんでもレーナは、かつて冤罪で貴族社会を追われた侯爵令嬢の娘で、このままでは貴族の集う学院に召集されてしまうのだが、それが嫌で、魔術を使って逃亡を試みていたらしい。
報奨として提示された金貨につられたレオは、レーナの代わりに学院に行くことを決意する。
学院に顔だけ出してとんずらするつもりだったレオ。しかし、絶世の美貌と独特の価値観を持つレオを周囲は「高潔の少女」と勘違いし、侯爵夫妻や皇女、はては帝国第一皇子までもが興味を持ちはじめ――?
後に、「無欲の聖女」と呼ばれることになるレオノーラ・フォン・ハーケンベルグの物語。
※完結しました。最後までお付き合いくださった方、本当にありがとうございました!

がめつい守銭奴の少年レオとかつての悪役令嬢の娘レーナ。
学園に召喚されるのがいやで魔術を使って逃げようとしていたさなか、少年レオと入れ替わってしまう。
 
代わりに学園に行くことになったレオは、レーナによって魔術をかけられ、それによって片言でしゃべるようになってしまう。
 
独特の価値観や互いの勘違い、言動による誤解の発生。そのうえ、奇跡的なまでの偶然のつながりがレオの周りを大きく変化させていく。
 
 
お互いの勘違いが凄すぎてめちゃくちゃです。端から見たらとてもシリアスだったり、あるいは真剣にやっていることも、主人公とそれ以外とでの差が激しいので笑えます。
 
個人的には物語の感動的なイベントごとの勘違いで何故か泣けます。
書籍化もしていて書き下ろしやところどころイベントが変化していたりするので興味がある方はご購入を検討してみては?。

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